詩の朗読と廣石雅信コンサート

1月25日(日)2時から 「詩の朗読と廣石雅信コンサート」を「スペースふうら」でします。廣石雅信さんはとてもヒューマンな歌い手です。彼の歌からヒントを得た詩をを朗読します。彼の持ち歌で川崎少尉をテーマにした歌があります。詩の朗読を重ねることで、その時代の空間的な広がりと、現代までの時間を浮かび上がらせることができれば、と思っています。「詩・歌で感じる歌・詩で広がる」そのようなテーマに少しでも近づけたらいいなぁ。








昨日、高校時代の同級生たちが主催するコンサートに行きました。1970年にフォークに触れた友人たち。政治的な主張を声高にはしなくても、非戦の思いが底流にあるのだなぁ、と感じました。40数年ぶりに会った友人達。とてもいい歳の取り方をしていたなぁ。











「東電テレビ会議  49時間の記録」

11月12日(水)1時からスペースふうらで「東電テレビ会議  49時間の記録」を見ます。
会場費1000円。
2011年3月11日のから夜から始まる「東電テレビ会議」の記録を約3時間半に編集したものです。
あのとき、何が話されていたのか、何が知らされなかったのか・・・・。
視聴しましたが、驚きの連続でした。
思い出して、考えたいと思います。

大田綾花 写真展 「18」
この写真展には18才を真っ正面からとらえた目がある。大田綾花さんはキャノンの若手写真家を対象にした公募展「写真新世紀」に佳作。この公募展に現役の高校生が入選するのはとても珍しいという。この公募展でのポートフォリオも必見。悶々としている時期に写真という表現手段を手にした大田さん。これからどのように跳躍していくのだろうか。これからいろんな困難があるだろうが・・・楽しみです。
スペースふうら9日まで。

憲法カフェのこと

 9月15日(祝日)2時 憲法カフェ 場所 スペースふうら 
特定秘密保護法の成立から集団的自衛権閣議決定。今まで曲がりなりにも守られてきた日本社会が雪崩をうって変わろうとしているような気がしてなりません。
 特定秘密保護法の対象者は10万人。6万4500人が公務員、残りが民間人。その対象者には適正評価が実施されます。適正評価について先日パブコメがありましたが、その質問票には本人の帰化歴、家族・同居人の帰化歴、外国籍かどうか、精神疾患の治療歴があるか、借金などの状況を答えさせるものになっています。まさに公安の調査のようであり、これが採用基準になっていくと、差別を助長することになることは間違いありません。
 知っているようで知らない、秘密保護法。そして、集団的自衛権のこと。「明日の自由を守る若手弁護士の会」の楠晋一さん、本田千尋さんの協力を得て、「憲法カフェ」をスペースふうらで開催します。9月15日(祝日)2時から会場費700円。少人数で気楽に質問できる場となっています。

関電ピーク時余力3%。「供給なお綱渡り」のウソ。

毎日新聞がこのような見出しをつけていた。しかし、昨年の実績を見ればこのような見出しをつけることはできない。
 そもそも3%という数字は供給量全体からだされた数宇ではない。供給量は他社受電。融通による受電を増やせば、供給量全体を増やすことができる。
 2012年8月3日、昨夏の使用最大電力は2689万kWだった。その日、関電が準備した供給量は2999万kW。電力使用率は90%となっている。余力でいえば10%も余力があることを示している。原子力発電(大飯3・4号の236万kW)を差し引いても余力は2.7%。その日の西日本全体の発電供給余力は下記の図になる。

これに電気が余っている東京電力から東西融通で100万kW融通が可能だ。少なくとも供給が綱渡りであるとの記事は間違いで、新聞社の勉強不足もいいところだ。
 関西電力はプレスリリースで今夏の需給見通しを説明している。その表では昨夏の想定と今夏の想定を比較している。2012年の想定と2013年の想定を比較してどうするのだ。2012年実績と2013年の予想だったら納得もいく。そういうことを記者は質問したのだろうか。関西電力は「火力の全台運転可能な状態」にしている、といっている。しかし、多奈川宮津の火力発電合計195万kWは計算に入っていない。関電は全く運転する気がないということだ。
 原子力は供給力の問題ではない。生命とコストの問題だ。電力供給の問題に矮小化させる事は、目先の経済成長幻想にとらわれている連中の悪巧みでしかない。

若者たちの活動

4月6日(土)スペースふうらでhttp://www.dreampossibility.com/messages/NPO法人D×Pが主催する4/6 D×P コンポーザー募集説明会コンポーザー募集説明会が開かれる。(詳しくはクリック)
D×Pは通信制高校を支援するNPO法人。教育支援プログラム「クレッシェンド」を行っている。コンポーザーとはこの教育支援プログラムを支えるメンバー。
 経済格差が子供たちから学ぶことも、表現することも奪っていく。先日、成城高校の写真芸術部の活動を見て、先生の話を聞いてその思いを強くした。そして今、格差がどんどん広がりつつある。格差を拡大させたのは自己責任論を振りまいた人々。そして、維新の会の代表の橋下も同じ流れにある。
 ボクは不安でならない。経済格差、教育格差の拡大が、閉塞感とともに質の悪い民族主義を台頭させ、ますます社会をむちゃくちゃにしていくような不安だ。そして、不満を利用するような形でまとめあげる国家主義の拡張だ。
 D×Pのような地道な活動が大きな流れになることを願ってやまない。
 
以下D×PのHPから通信制高校の現状とD×Pの思いを引用する。
通信制高校に通う生徒は約18万人おり、卒業生の44.0%が、就職も進学もしないという進路を選んでいます。更に、入学する生徒の4割が中学校時に不登校を経験しているという統計があります。いじめや不登校、発達障がいなどの悩みなど様々な負の経験を持ち、通信制高校に通っている生徒は少なくありません。 そして少子化が進み高校の統廃合が進む今、通信制高校の数は増加傾向にあります。」
「“希望を抱くことができない社会”と表現されてしまう現代日本。高齢社会の到来は確実なものであるにも関わらず、未来の労働力の担い手である若者の離職率は高いまま。ニートなどの増加を止めることはできていません。「高校生が将来を主体的に描いていけるような機会があれば。」私たちD×Pはそう考え、高校教育段階での活動を進めています。」

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▽Visson−D×Pが目指す社会−
ひとりひとりが自分を諦めず、希望あふれる社会
▽Misson−果たすべき使命−
若者が自律する機会を創造し、社会的弱者を生み出すことを予防する

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(D×PのHPより)

東日本大震災、そして原発事故で障がい者、老人はどのように過ごしたのか、お話を聞く機会があった。

 南相馬市特定非営利法人ピアで、障がい者、老人のケア事業をおこなっている青田由幸さん、同じ南相馬市で看護師をされている大和田みゆきさん。
 避難所での老人、障がい者の居づらさは伝え聞くこともあったが、青田さん、大和田さんのお話を聞いて、改めて厳しさを知らされた。
 南相馬市は沿岸部は津波の被害、それを免れた中心部を含む市域は、強制避難、自主避難などで翻弄されていく。そして、避難できなかった人たちが1万人いたという。そして、ライフラインが止まり、物資も届かず孤立していく。その過酷さは想像を絶する。
 大和田さんは自ら障がいを抱え、子どもたちも障がいがある。避難できずに自宅にとどまった。原発事故で避難が始まった3月からから5月中旬まで、その日を生きていくのに必死だったという。その頃、事故後、避難できなかった障がい者、老人、家族を一軒づつ訪問し、安否確認していた青田さんに出会った。原発事故が起きなかったら、無用な避難もしなくて良かったし、避難による死も起きなかったはずなのに。そして、被曝量も。原発事故だけでなく、大規模災害が起こったとき、先ず無傷な健常者は逃げることができる、最後に残るのが移動することができない、障がい者、老人であること。そしてその家族であることを改めて認識した。
 映画とお話は
3月30日1時半から吹田岸部市民センター
3月31日1時から豊中人権まちづくりセンター
で開かれる。