大飯3・4号の制御棒挿入時間の改ざん

本当に酷い。こういう人たち、こういうことをする業者(電力会社)に命を任せているのかと思うと腹立たしい。
経過について避難の権利
がまとまっています。
私の理解で簡単に書くと
 大飯原発周辺に3つの断層があります。関電は2つまでは連動して動くが、3つまでは連動しない、と主張しました。この期に及んでまだ、断層を小さく見せようという「値切り」をしているのです。問題はそれだけにとどまりません。地震が与える制御棒の挿入時間についても数字の作為をします。制御棒挿入時間の許容度は2.2秒。地震の影響を受けてもこの時間内に制御棒が入らなくてはなりません。断層が2つ連動した場合、2.18秒と許容度ぎりぎりの数値でした。3つの断層が連動すると許容度を超えてしまいます。関電はこのことを指摘されると(指摘されるのを恐れて?)1.88秒で制御棒は挿入できる、という数字を持ってきたのです。この数字だと3つの断層が連動しても制御棒挿入時間の許容度に収まるからです。こういうごまかしをしてまで大飯3・4号を動かそうとする。相変わらずの体質。

 数字を作り上げて「安全を証明する」業者・それを追認する保安院は信用できません。彼らに命を預けるわけにいかないのです。
 

★ドイツの放送局が作成した番組があります。
 とてもシンプルに原子力ムラのことを暴いています。管直人も率直に語っています。
 必見です。
youtubeの「フクシマのうそ」
http://www.youtube.com/watch?v=8MZKxWLruZQ

3月7日放送の「そもそも総研」で4号炉プールの報道です。
http://www.youtube.com/watch?v=CezLuBZqd8U&feature=player_embedded