新聞記事から

 とても恐ろしいことが進んでいる。「セシウム:アイナメから2.5万ベクレル 福島第1沖」アイナメ福島県南相馬市太田川沖合1キロ付近で2匹を採取。国が定める一般食品の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超えたのはクロソイなど10種類に上った」太田川原発20キロ圏ぎりぎりで太平洋に注いでいる。原発の影響だけでなく、森から流れるもの、ダムに蓄えられたもの、「除洗」で川に流れるものなど集まって、本流から海に注ぐ。必然的に海は汚染される。
 絶望的な気分になるが、8月24日付けの週間金曜日は「台所で減らす放射能」。この中の記事にも「今後は魚類と加工食品に注意」ということが紹介されている。
 もう一つは「震災復旧石綿死は労災「阪神」2ヶ月従事」という記事。阪神大震災の復旧工事に2ヶ月従事した男性が石綿被害にあって死亡された。その人の労災認定が認められたという記事だが、東北復興でも放射性物質以外にアスベスト石綿、などかなりの有毒物質が飛散しているはず。これからの健康被害がとても心配。
 そして、大阪で岩手県のがれきを受け入れ、焼却灰を海の埋め立て地に捨てるという計画。そして、その説明会が開かれる。8月30日18時から中央公会堂で、大阪市民対象の説明会