関西電力株主総会に行くよ

脱原発へ!関電株主行動の会が始まって21年。毎年、関電株主に呼びかけて、3万株(300個)の株数を集め、株主提案をしています。今年も経営陣に脱原発をしっかり訴えていきたい。会場の株主にもしっかり訴えていきたい。それに経営側だって原発推進で一枚岩ではないはず。

先日、総会で配る資料を作っていた。その資料の一つに、若狭にある活断層の図面を掲載することにした。そして日本列島の活断層も掲載した。見れば見るほど分からないのは、このような活断層の巣の中にどうして原発を立てるのだろうか?という疑問だ。地球の0.3パーセントの面積の日本列島に約10パーセントの地震が集中しているという。そんな地形の日本列島に原発という技術がふさわしいのだろうか。
福島の原発事故で分かったことは
1・私たちは自然災害を克服することはできない
2・想定外の事故はいつでも起こる
3・事故が起これば取り返しのつかないのが原発
単純に書けばこういうことではないのか。
2の想定外は異論があるだろう。福島の事故は想定できたからだ。しかし、私たちは地下で起こることは把握できているわけではない。むしろ知らないことの方が多いのではないか。
そういう意味でとんでもない自然災害は起こりうるということではないのか。

地震群の中にある日本列島、それでも原発を選びますか!そのように問いたい。

原発事故が起きたとき関電は賠償することはできないだろう。
経営陣の賢明な選択は脱原発だということをしっかり訴えていきたいと思う。
6月29日(水曜日)8時半からアピールを開始します。
堂島リバーフォーラムでの関電の株主総会は10時からです。